EMOTION → ACTION WORKSHEET

「怒り」の7分類

感情語をそのまま書かず、カメラで撮影できる身体の動きに置き換えるための対応表。ダライ・ラマとポール・エクマンによる「5大感情」のうち、怒り(Anger)を7に細分化しています。

出典:Atlas of Emotions(ダライ・ラマ/ポール・エクマン)5大感情がベース
分類・意味感情語(例)行動で具体化する
01憤激 Fury 理不尽さや許しがたい出来事に対して、激しく怒りが噴き出す 憤慨する激怒する憤る腹に据えかねる許せない
  • 「それはおかしいでしょう!」机を叩いて立ち上がった。
  • 相手の説明を遮り、声を荒らげて抗議する。
  • 渡された書類を突き返し、「納得できません」と言い放つ。
  • 「冗談じゃない!」持っていた紙を机へ叩きつけた。
  • 相手へ一歩詰め寄り、指を突きつけて問いただす。
02執念 Vengefulness 怒りや恨みが消えず、相手や出来事に強くこだわり続ける 根に持つ執着する意地になるこだわる引き下がれない
  • 断られても、同じ要求を繰り返す。
  • 相手が話を終わらせようとしても、「まだ終わってない」と引き止めた。
  • 何度拒まれても、その場から動こうとしない。
  • 相手が立ち去ろうとすると、後を追って呼び止める。
  • 「答えてください」と、返事があるまで何度も迫った。
03恨み Resentment 傷つけられたり不当な扱いを受けたりした相手への怒りが残っている 恨めしい憎い許せない根に持つ遺恨が残る
  • 差し出された手を見たまま、握り返さなかった。
  • 相手が近づいてくるなり、くるりと背を向ける。
  • 「今さら何を言われても遅い」と、謝罪を退けた。
  • 相手の名前が出た途端、「その話はしたくない」と口を閉ざす。
  • 声をかけられても目を合わせず、そのまま通り過ぎた。
04論争心 Argumentativeness 相手の意見や主張に反発し、言い返したり対抗したくなる怒り 反発する食ってかかるむきになる対抗する反論したくなる
  • 「でも、それは違うでしょう」と、すかさず言い返す。
  • 相手がひとつ主張するたび、間髪入れず反論した。
  • 身を乗り出し、「じゃあ、これはどう説明するんですか?」と切り返す。
  • 「いや」「でも」と相手の言葉にかぶせながら、反論を続ける。
  • 相手に指摘されると、次々に例を挙げて応戦した。
05激昂 Exasperation 怒りが一気に頂点へ達し、抑えきれないほど激しく表れる 逆上する激怒するかっとなる怒鳴る怒り狂う
  • 「いい加減にしろ!」椅子を蹴るように立ち上がった。
  • 手にしていたものを床へ投げつける。
  • 怒鳴りながらドアを開け、勢いよく飛び出していった。
  • 相手へ詰め寄り、制止されても怒鳴り続ける。
  • 机の上のものを腕で払いのけた。
06フラストレーション Frustration 思いどおりにならないことが続き、不満や怒りがたまっている もどかしいじれったいうんざりする不満が募るやりきれない
  • 書きかけの紙をぐしゃぐしゃに丸め、ゴミ箱へ放り込んだ。
  • 何度やり直しても進まず、キーボードから両手を離す。
  • 「もう!」ペンを放り出し、椅子から立ち上がった。
  • 同じ画面を何度も開いては閉じ、とうとうパソコンを閉じる。
  • 積み上がった書類を端へ押しやり、作業を中断した。
07苛立ち Annoyance 小さな不快や思いどおりにならないことに、瞬間的に怒りが湧く いらっとするむっとする癇に障るしゃくに障る腹立たしい
  • 「だから、さっき言ったでしょう」と語気を強めた。
  • 何度も鳴る通知を、乱暴な指つきで消していく。
  • 待たされるたびに時計を見て、指先で机を叩く。
  • 同じことを聞かれ、「もういいです」と話を打ち切った。
  • 横から口を挟まれ、「ちょっと黙ってて」とぴしゃりと言う。
「怒り」の7分類 / 感情を行動で具体化するワークシート ― 印刷してご利用いただけます