EMOTION → ACTION WORKSHEET

「恐れ」の8分類

感情語をそのまま書かず、カメラで撮影できる身体の動きに置き換えるための対応表。ダライ・ラマとポール・エクマンによる「5大感情」のうち、恐れ(Fear)を8に細分化しています。

出典:Atlas of Emotions(ダライ・ラマ/ポール・エクマン)5大感情がベース
分類・意味感情語(例)行動で具体化する
01震駭 Trepidation 突然の危険や衝撃に直面し、強い恐れに襲われること 震え上がる肝を冷やすおののく仰天する
  • 「うわっ!」と叫び、持っていたものを落とした。
  • 勢いよく椅子から立ち上がり、数歩あとずさる。
  • とっさに相手の腕へしがみついた。
  • 両手で顔を覆い、その場にしゃがみ込む。
  • 「いやっ!」反射的に目の前のものを払いのけた。
02恐怖 Terror 身の危険や脅威を感じ、そこから逃れようとする強い恐れ 怖い恐ろしい怯える怖気づく
  • 大きな犬が飛び出してきて、とっさに塀の陰へ逃げ込んだ。
  • 「来ないで!」両手を前に出して相手を制する。
  • 雷が落ちた瞬間、反射的にテーブルの下へ潜り込む。
  • 目の前を車が横切り、歩道へ飛びのいた。
  • 暗闇から何かが飛び出し、持っていた傘を振り回した。
03パニック Panic 強い恐れによって、落ち着いた行動ができなくなること 取り乱す混乱する慌てふためく錯乱する
  • 「どうしよう、どうしよう」と繰り返しながら、部屋中を歩き回る。
  • バッグの中身を床へぶちまけ、両手でかき分け始めた。
  • スマートフォンをつかんでは置き、またすぐにつかむ。
  • 「どこ? どこ?」引き出しを片っ端から開けていく。
  • 出口とは反対方向へ走り出し、途中で引き返した。
04自暴自棄 Desperation 恐れや追い詰められた状況から、投げやりな行動に出ること やけになる投げやりになる捨て鉢になるやぶれかぶれになる
  • 「もう知らない!」書類を机の上へ放り投げた。
  • 途中まで書いた紙を、勢いよく破り捨てる。
  • 積み上げていたものを腕で一気になぎ払った。
  • 「勝手にして!」ドアを乱暴に閉めて出ていく。
  • 手にしていたものを床へ投げつけ、そのまま背を向けた。
05恐れる Fear これから起こる危険や好ましくない出来事を怖がること 怖がる怯える尻込みする警戒する
  • 差し出された手から逃げるように、母親の後ろへ隠れた。
  • 入口まで来たものの、一歩も入れずに立ち尽くす。
  • 「やっぱり無理」伸ばしかけた手を引っ込めた。
  • 前を歩く人の服の裾をつかみ、ぴったりと後ろについていく。
  • 名前を呼ばれても、その場から動こうとしない。
06不安 Anxiety この先どうなるかわからず、悪い結果を予測して落ち着かなくなること 心配する気がかりになる気をもむ気が気でない
  • 返信が来ていないか、数分おきにスマートフォンを確認する。
  • 時計を見ては窓の外をのぞき、また時計を見る。
  • 届いた封筒を開けかけて、いったん机へ戻した。
  • 電話を切ったあと、すぐにもう一度かけ直す。
  • 玄関のチャイムが鳴るたび、真っ先にドアへ向かった。
07緊張感 Nervousness 失敗や危険を意識し、身構えている状態 緊張する身構える構える気を張る
  • 名前を呼ばれた瞬間、背筋を伸ばして立ち上がった。
  • 出番を待ちながら、原稿の同じ一行を何度も指でなぞる。
  • 「よろしくお願いします」と深く頭を下げ、席につく。
  • 自分の番が近づき、資料をそろえ直して膝の上へ置いた。
  • ドアが開くと同時に、組んでいた手をほどいて立ち上がる。
08狼狽 Bewilderment 予想外の出来事に恐れを感じ、どう行動すればよいかわからず慌てること うろたえる動転する慌てるまごつく
  • 突然名前を呼ばれ、「えっ、私?」と周囲を見回した。
  • 電話を切るなり、鍵とバッグをつかんで玄関へ走る。
  • 「ちょっと待って、どういうこと?」相手のあとを追いかけた。
  • 渡された書類を取り落とし、慌てて拾い集める。
  • 呼び止められて振り返り、そのまま立ったり座ったりを繰り返した。
「恐れ」の8分類 / 感情を行動で具体化するワークシート ― 印刷してご利用いただけます