最終回 全体講評(総合課題2)

前回に引き続き、特定のテーマを設けず「総合課題」としてお届けしました。

今回の課題は、ビジネスや日常で誰もがやり取りしたことのある「日程調整(打ち合わせ日時の変更)」です。

日常のやり取りだからこそ、書き手の「無意識の甘え」が一番出やすい文章とも言えます。

  • 一文がダラダラと長くなっていないか?
  • 自分の都合や言い訳を並べて、相手に判断を丸投げしていないか?
  • 相手がカレンダーを開いて悩むような、不親切な時間提示になっていないか?

アユミズムの根幹である「文章は読み手のものである」という視点に立ち返り、相手の脳の負担をどこまで減らせたか。

今回の課題文に潜んでいた罠と、受講生のみなさんの書き直しを振り返っていきましょう!

書き直しの手順

テーマが指定されていない文章を前にしたとき、多くの人は「とりあえず短くしよう」「敬語を整えよう」と、目の前の言葉先(パーツ)から手をつけがちです。

ですが、それでは根本的な解決にはなりません。

文章を整える作業は、お医者さんの診察と同じです。

まずは全体を引いて眺め、次のステップで文章を観察(見立て)していきます。

1.「誰に、何を、何のために書く文章か?」を特定する(文脈・出口の確認)

文章を書き直す前に、絶対に外してはいけない大前提です。

この3つが曖昧なまま走り出すと、カーナビの目的地を設定せずにドライブするようなもので、必ず途中で迷子になります。

誰に(読み手): 以前から打ち合わせの約束をしていた相手(社外・社内問わず、自分のために時間を空けてくれていた人)

何を(テーマ): 当初の予定を変更し、別の日時で再設定したいというお願い

何のために(出口・ゴール): 相手に余計な手間や不快感を与えず、スムーズに「新しい日程を確定させる」こと

「相手に日程変更を快諾してもらい、次の日時を迷わず決めてもらう」という出口が定まって初めて、どの言葉を選び、どの言葉を削るべきかが見えてきます。

2.読み手の立場で「思考のブレーキ(引っかかり)」を見つける

書き手側の事情や言い訳をすべて頭から追い出し、完全な「読み手」になりきって、元の文章を読みます。

そのとき、脳内で一瞬でも立ち止まった箇所(ノイズ)を洗い出します。

  • 「えっ、何の話? 変更ってこと?」(冒頭で用件が掴めないストレス)
  • 「急な別の打ち合わせって……私の優先順位は低いの?」(理由に対するモヤモヤ)
  • 「水曜午前、木曜15時以降って、結局何時から何時まで空ければいいの?」(曖昧さによる判断コスト)
  • 「前後する可能性があるから日程候補を挙げてって、そっちの都合なのに丸投げ?」(作業の押し付け)

この「読み手の脳裏に浮かんだ疑問や不快感」こそが、今回撃退すべき罠(ノイズ)の正体です。

3.相手の「作業コスト(脳の負担)」をゼロにする仕分けを行う

ノイズが特定できたら、あとはアユミズムの技術を使って「仕分け」を行います。

わかりやすい文章とは、相手の脳内にしまいやすいように、あらかじめ情報が「分けられている」必要があるからです。

  • 配慮のある言い換え: 相手を不快にさせる言い訳(「別の重要な〜」「移動の兼ね合いで〜」)は言い換える
  • 具体化(6W3H): 「午前中」「15時以降」という曖昧な表現を捨て、「〇月〇日(〇)10:00〜11:00」と確定した数字にする
  • 構造化(おもてなし): ダラダラした長文を短文に切り、選択肢を箇条書きにして「相手はカレンダーを見て1つ選んで返信するだけ」の状態に整える

「相手に考えさせない、計算させない、探させない」。

この状態を作ることが大切です。

今回の課題文に潜んでいた「3つの罠」

今回の課題文は、日常のビジネスメールで誰もが無意識に送ってしまいがちな「日程変更の依頼」です。

読み手の立場になって読み返すと、相手に多大な負担を強いる「3つの罠」を散りばめておきましたが、お気づきになりましたでしょうか。

罠その1:相手に計算と選択の手間を強いる丸投げ動線

原文の後半に、こんな一節がありました。

「水曜日の午前中か、もしくは木曜日の15時以降あたりにご変更いただくことは可能でしょうか。ただ、木曜日は移動の兼ね合いもありまして、少し時間が前後してしまう可能性もあるため、そちらのご都合に合わせますので、ご都合の良い日程候補をいくつか挙げていただければ助かります。」

「午前中」「15時以降あたり」と曖昧な時間帯を散らかした挙句、「時間が前後するかも」と自分の都合で相手の予定を縛り、最後は「都合のいい候補を挙げて」と相手に丸投げしています。

「そちらのご都合に合わせます」という言葉は、一見親切に見えます。

しかし、日程変更をお願いしている側がこれをやると、相手はカレンダーを開き、ダメな条件を避けながら空き時間を探し、候補日時を考えるという大きな作業負担(コスト)を背負わされることになります。

相手を迷わせない親切とは、「相手に考えさせない、計算させない、探させない」こと。

ピンポイントな日時枠をこちらから提示し、「相手はカレンダーを見て1つ選ぶだけ」にしておくのが、プロのおもてなしです。

罠その2:自己保身の言い訳と、欠落した「本当の配慮」

原文の冒頭にある、この言い訳です。

「急遽別の重要な打ち合わせが入ってしまいそうな状況となっておりまして」

これを読んだ相手はどう感じるでしょうか。

「入ってしまいそう」という曖昧さも不誠実ですし、「別の重要な打ち合わせ」と言われたら「じゃあ私との打ち合わせは重要じゃないの?」と、相手を軽んじている印象を与えてしまいます。

自分のスケジュール管理の甘さを正当化する言い訳は、相手にとって単なるノイズでしかありません。

相手の感情に配慮し、簡潔に理由とお詫びを添えてから本題に入ることが必要です。

罠その3:長文が誘う「引き算の罠」

原文があまりにもだらだらと長く、一文に要素が詰め込まれていたため、多くの方が「まずは一文を短く切らなきゃ!」「余計な言葉を削ぎ落とさなきゃ!」と思ったはずです。

実は、そここそが今回の見えない罠でした。

文章を短くすることに集中しすぎるあまり、「引き算」だけで終わってしまい、本来必要なはずの「足し算」を忘れてしまわなかったでしょうか?

不要な言い訳やだらだらした接続詞は、徹底的に削らなければいけません。

しかし、こちら側の都合で日程変更をお願いする場面である以上、

  • 冒頭の丁寧なお詫び
  • 相手に別の候補日を挙げてもらう際の手間を思いやるクッション言葉

といった、相手の感情に配慮する言葉は、むしろ新しく「足し算」しなければならなかったのです。

不要なものを削る「引き算」と、相手を思いやる言葉を補う「足し算」。

この2つを適切に使い分けなければ、ただ短くなっただけの「冷たく事務的な突き放し文」になってしまいます。

「短くすることが、読み手への親切」になるケースもあります。

ですが、それは状況によります。

今回のケースであれば、無駄を削ぎ落としながらも、相手が気持ちよく受け取れる配慮の言葉を添える。

このちょうどいい計算ができることが、読み手ファーストの考え方につながります。

書き直し対象の文章

いつもお世話になっております。来週火曜日14時からの打ち合わせの件ですが、急遽別の重要な打ち合わせが入ってしまいそうな状況となっておりまして、大変申し訳ないのですが、もし可能であれば水曜日の午前中か、もしくは木曜日の15時以降あたりにご変更いただくことは可能でしょうか。ただ、木曜日は移動の兼ね合いもありまして、少し時間が前後してしまう可能性もあるため、そちらのご都合に合わせますので、ご都合の良い日程候補をいくつか挙げていただければ助かります。

書き直しの条件

  • 文脈は変えないこと
  • 文章は長くても短くても良い
  • これまでにトレーニング済みの技術は、遠慮なく使う

みなさんの書き直しを紹介&各自の振り返りコメント付き

提出順に紹介します。

Aさん

一文を短く切り、理由を「社内の事情」と言い換えて相手への配慮を示すなど細やかな工夫がされています。日時指定は、より具体的に提示するほうが親切です。

件名:9月29日(火)打ち合わせ日時変更のご相談

本文:

○○会社
○○部○○課 ○○様

いつもお世話になっております。
□□会社□□部□□課 □□です。

来週9月29日(火)14時の打ち合わせについて、
誠に勝手ながら、日時を変更していただくことは可能でしょうか。
社内の事情により、急遽調整を余儀なくされております。
下記のいずれかにご変更いただけますと幸いです。

・9月30日(水)午前中
・10月1日(木)15時以降

もしくは、○○様のご都合の良い日時を複数ご提示いただければと存じます。
大変恐縮ではありますが、9月18日(金)17時までにご返信いただければ幸いです。

この度はご迷惑をおかけし、大変申し訳ございません。
ご検討の程、どうぞよろしくお願いいたします。

□□会社
□□部□□課 □□

●書き直す際に、意識した技術

↓ ↓ ↓

・メールとして構成した
・一文をできる限り短くした
・変更する理由が「急遽別の重要な打ち合わせ」では、相手を軽んじている印象なので、会社の事情にした
・結論→理由→結論(日時調整)にした
・日程は箇条書き
・返信の期日を明記

Bさん

一文を短くすることはできていますが、相手への配慮が不足してしまいました。クッション言葉がほしいですね。

【9月23日火曜日14時・打ち合わせ日程変更のお願い】

いつもお世話になっております。

大変申し訳ございません。
上記の日程を変更していただきたくご連絡いたしました。

ご都合のよい候補日をいくつかお知らせいただけないでしょうか。

※こちらの都合で申し訳ありません。水曜日の午後、木曜日以外でご検討ください。

お忙しいところ、恐れ入ります。
どうぞよろしくお願いいたします。

●書き直す際に、意識した技術

↓ ↓ ↓

一文を短くした
希望日程があいまいだったので、具体的に書いた
結論から書いた

Cさん

意識した4点、しっかりできています。謝罪が入れば、パーフェクトに近かったですね。

【打ち合わせ日程変更のお願い】

いつもお世話になっております。
○○会社の△△です。

来週9月15日(火)14時からの打ち合わせの件ですが、日程変更のお願いがあり、ご連絡いたしました。

私の手違いで、別の予定が入ってしまう可能性がございます。

大変申し訳ないのですが、下記のいずれかに変更していただくことは可能でしょうか。

・9月16日(水)午前中
・9月17日(木)15時以降

ただ、木曜日は移動の都合で、時間が多少前後する可能性があります。

弊社の都合でのお願いとなりますので、
もし上記の日程が難しいようでしたら、御社のご都合の良い日程候補を3つほどお知らせください。

お手数をおかけしますが、
どうぞよろしくお願いいたします。

●書き直す際に、意識した技術

↓ ↓ ↓

・結論から書いた
・箇条書きにした
・こそあどを使わない
・語尾が単調にならないようにした

Dさん

結論から書き出し、矢印(↓)を使って変更前後の日時を視覚的に見せようとする工夫がみられます。午前中の時間をちゃんと提示できている点、とてもいいです。

いつもお世話になっております。
〇〇の打ち合せの日程変更を希望のため、ご連絡いたしました。

〇月〇日(火曜日)14時
   ↓
〇月〇日(水曜日)午前中(9時30分~11時30分)

もしご都合が悪ければ、〇〇さまのご予定に合わせます。
候補日をいくつか挙げていただけますか。

こちら側の都合で急遽予定を変更することになり、大変申し訳ございません。

よろしくお願いいたします。

●書き直す際に、意識した技術

↓ ↓ ↓

・コミュニケーション
「別の重要な予定が入ったことで日程変更した」ことは入れませんでした。

・わかりやすく伝える
一段落の文章を分けました。

・結論から書く

Eさん

結論から書き、一文を短く切って整理しようとする意識が伝わります。そのぶん、こちら都合であることの配慮が不足している点はもったいないですね。

◯◯さま

いつもお世話になっております。
株式会社ABCの△△です。

9月22日(火)14時からの打ち合わせですが、日時を変更していただくことは可能でしょうか?

第一希望
9月23日(水)午前中

第二希望
9月24日(木)15時以降
*移動の関係上、多少時間が前後する可能性があります。

上記日時で調整が難しい場合は◯◯様のご都合に合わせます。
候補日を2~3日、挙げていただけないでしょうか。

こちらの勝手で申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。

株式会社ABC △△

●書き直す際に、意識した技術

↓ ↓ ↓

箇条書きで伝える
一文を短くした
結論から書く
具体的に書く

模範解答 

必ずしもこれがだけが、大正解!というわけではないです。

私ならどう書くか?を、模範解答としておきます。

件名:【日程変更のお願い】9月29日(火)14時のお打ち合わせについて

〇〇株式会社 〇〇部 〇〇様

いつもお世話になっております。 株式会社〇〇の〇〇です。

たいへん勝手なお願いで恐縮ですが、9月29日(火)14時のお打ち合わせについて

日程を変更していただくことは可能でしょうか。

実は、こちらの都合により、どうしても14時に伺えそうになくご相談する次第です。
◯◯様にご迷惑をおかけすることになり申し訳ありません。

さっそくですが、◯◯様のご都合を伺う前に、こちらから日時を提示する失礼をお許しください。

<変更候補日時>

・9月30日(水)10:00〜11:00
・9月30日(水)11:00〜12:00
・10月1日(木)16:00〜17:00

※所要時間は1時間を予定しております。

もし、いずれもご都合がつかない場合は、たいへんお手数をおかけいたしますが

10月2日(金)以降平日での、◯◯様のご希望日時を、3つほどご提示くださいますでしょうか。

1時間程度のお時間をご予定くださいませ。

こちらの都合での急なお願いとなり、まことに申し訳ありません。
重ねてお詫びを申し上げます。

<追伸>
可能であれば、明日の17時までに、このメールに返信のうえご連絡いただけますと幸いです。

書き直しのポイント

  • 結論とお詫び、そして「理由」を冒頭にセットで配置する
    • 1行目で「日程変更のお願い」という結論を明快に宣言し、続けて「直前のスケジュールの関係で、どうしても14時に伺えそうにない」と具体的な事情を添えてお詫びしています。言い訳をだらだらと並べるのではなく、事実を端的に伝えてこちらの非を認めることで、相手のモヤモヤや不信感を最小限に抑えています。
  • 候補日時を出す前の「ひとこと(お断り)」という配慮
    • 「◯◯様のご都合を伺う前に、こちらから日時を提示する失礼をお許しください」という前置きを入れています。相手の負担を減らすために日時を絞り込みつつも、それが「こちらの都合の押し付け」にならないよう、謙虚な姿勢を表現しています。
  • ピンポイントな選択肢と、別日程を伺う際の明確な基準
    • 候補日は「10:00〜11:00」と終了時間まで確定させ、所要時間も明記して相手がカレンダーを見て選ぶだけの状態にしています。さらに、都合がつかない場合の依頼も「10月2日(金)以降平日」「3つほど」と基準を具体的に指定することで、相手が迷わず次の候補を出しやすいように設計しています。
  • 相手のアクションを促す「追伸」の活用
    • 返信の希望期日(明日の17時まで)を、本文で一方的に迫るのではなく「追伸」に逃がして添えています。本題の丁寧な謝罪と調整依頼のトーンを崩さずに、ビジネスとして必要なデッドラインを自然に伝える工夫です。

全24回の課題

「伝える」と「伝わる」は、異なります。

それは、ご存じですよね。

そして「伝わる」には、2つの側面があります。

1.事実が正確に伝わること

2.気持ちが伝わること

2つ目は、目に見えないことですが、不思議と伝わってしまうものです。いいほうも、悪いほうも。

ここでぜひ、第1回の課題「コミュニケーション」に立ち戻っていただきたいと思います。

いまなら、どんな書き直しをしますか?

第1回:コミュニケーション

あなたが一番安かったので、あなたにお願いすることにしました。

本当は、ほかの方がよかったんだけど高いので、安さで選びました。

このように、たまに、過去の課題を見返していただいて、全対講評を見ずに、書き直してみてください。

自分の成長具合が、きっとわかると思います。

では、以下に課題のみ掲載しておきますね。ご自身の練習にお役立てください。

全24回、おつかれさまでした!

第2回:正しく伝わる

楽天ポイント、Pontaポイント、どちらも同時に貯まる!

※ポイントは選択制になります。どちらかのポイントしか貯めることができません。

第3回:わかりやすく伝える

お支払い方法を代金引換をご選択の場合は、商品お届けの際に合計金額を配送員にお支払いください。

前払いのお支払い方法をご選択の場合は、お支払い手続きに関するメールが楽天市場から送付されます。
内容をご確認いただき、お支払い期限までにお支払いください。
入金確認後の発送になります。

後払い決済をご選択の場合は、商品発送後、注文者メールアドレスに対してお支払い用バーコード付きの請求のご案内メールが送信されます。
14日の期限内にお支払いください。
銀行・コンビニ等でお支払いいただけます。
(請求書の再発行がありますとその都度手数料が加算されます。また発送後のキャンセルでも手数料が必要です。ご注意ください。)

発送完了後、お荷物伝票番号をお知らせするメールをお送りいたしますので、しばらくお待ちくださいませ。
※システム上複数便の場合でも、一つのみお知らせとなります。
別便の問い合わせ番号を確認されたい場合はお手数ですが個別にお問い合わせくださいますようお願いいたします。

第4回:ワンセンテンス・ワンメッセージ

先日、はじめての断食をしたとブログに投稿していたAさんが、

余命一年と診断されたものの、食事療法や自然療法によって

薬も飲まず手術もせず、病気を克服したと豪語するB山C子氏の著書『生きる』を紹介していたので

私も読んでみることにしたが

電子書籍が販売されておらず、仕方なくAmazonで注文した。

第5回:結論から書く

  1. 数日前から喉がイガイガして違和感がありました。でも大したことないと思っていたら、昨日から咳が止まらなくなり、夜も眠れません。
  2. この前、新しいカフェに行ったんだけど、席について注文してからすごく待たされちゃったの。雰囲気はよかったんだけど、料理が来るのに30分もかかっちゃって、子どものお迎えギリギリだった。
  3. 当日は多くの来場者が訪れ、会場は非常ににぎわいました。受付ではスムーズに案内が行われ、各ブースでも活発なやり取りが見られました。参加者の満足度も高く、好評の声が多く聞かれました。その結果、このイベントは大成功となりました。

第6回:間違い探し

  1. お忙しい中、解説いただきましたこと、感謝申し上げます。よろしければ、SNSのアカウントをフォローください。
  2. 18歳以上の方はご利用できません。
  3. 私どもで新システムを導入できますので、こちらから登録ください。お困りの際は、サポート窓口へ相談ください。

第7回:長文を短文にする

  1. 来月発表予定の新商品に関する販促資料の作成を進めており、今後の進行に支障が出ないよう初稿の確認を早めに行いたいと考えておりますので、構成案を含んだ初稿データを、恐れ入りますが今週金曜日の17時までにご提出くださいますよう、何卒ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
  2. 来期の予算編成に向けた準備を進めている関係で、各部署からの最新の見積もり情報を集約する必要がございますので、大変恐縮ではございますが、前回ご提出いただいた内容を再度ご確認いただき、必要に応じて修正や更新を加えたうえで、明日中にご準備くださいますようよろしくお願いいたします。
  3. 来週開催予定のオンラインセミナーに向けて、参加者への事前資料送付や接続テストの段取りを行う必要があるため、最新版の参加者リストをご用意いただき、氏名・所属・メールアドレス等の必要情報を含めた状態で、本日17時までにメールまたは共有フォルダにてご送付いただけますよう、よろしくお願いいたします。

第8回:具体的に書く

  1. すごくうれしかったです
  2. 結構時間がかかりました
  3. 多くの人に喜ばれています
  4. 丁寧に対応しています
  5. しっかり準備しました

第9回:二重否定

  1. 彼の説明は、わからないわけではないけれど、少し回りくどい印象を受けた。
  2. 失敗しないとは言えない。でも、まったく自信がないわけでもない。
  3. この企画はうまくいかないとも限らない。だけど、今のままだと少し準備不足な気がする。
  4. リスクがなくはないが、やる価値はあると思った。
  5. まずは話を聞いてみないことには、何も判断できない。

第10回:れる・られる

  1. 先生は、正しい判断をされたのではないかと推察されます。
  2. 旅行されるんですか? あそこでは、きれいな景色を見られますよ。
  3. 私のしたことで、お客様が喜ばれたと聞きました。
  4. この映画は、多くの人に感動を与えたと考えられます。
  5. 明日、来られますか?

第11回:主語と述語のねじれ

  1. 私の夢は、世界中の人々に影響を与えるような活動をしていきたいと思っています。
  2. この本を通じて学んだことは、何かに夢中になって取り組むことの大切さを感じました。
  3. 私の楽しみは、休日にカフェでお気に入りの本を読んで過ごす時間がリラックスできました。

第12回:語順

  1. おかげさまで、SNSの運用を少し見直しただけで、問い合わせが2倍になったという報告を、今日もクライアントからいただきました。
  2. 音が出なくなってしまった小学生のころから父にもらってずっと使っていた目覚まし時計に、ついに別れを告げました。

第13回:読み手ファースト変換

  1. うちは国産野菜を使っています。いいものを仕入れているので味には自信があります。
  2. 私はカットが得意です。長年の経験があるので安心して任せてもらえます。

第14回:結論を見つける、結論から書く

  1. 朝から洗濯物を干したり取り込んだりしていたら雲の流れが速くて、さっきまで晴れていたのに急に雨が降ってきて、あわててベランダに出たときにはもうびしょ濡れで、タオルを取り込むタイミングを完全に逃してしまいました。せっかく洗ったのに結局乾かなくて、今日は天気に振り回された気がします。
  2. 先日の展示会で配布した資料を修正しようと思い、アンケートの自由記述を全部読み返してみたのですが、好評な点もあれば誤解されている部分もあって、どこをどう直すべきか考えているうちに他の案件の締め切りが迫ってきて、気づいたら一日が終わっていました。修正点を整理する前に全体の方向性をもう一度見直す必要があるのかもしれません。

第15回:漢字をひらがなにする

  1. 今日は家で作業をしておりましたが、パソコンが突然固まり、暫く何も出来ず困ってしまいました。勿論再起動すれば良いのですが、保存していなかった資料があった為、其の内元に戻るだろうと期待して待っておりました。然し乍ら改善の気配は無く、取敢えず深呼吸して落ち着く事に致しました。出来るだけ被害を少なくしたいので、今後は予め自動保存の設定を見直そうと思います。流石に今日は疲れましたので、作業の続きは明日に回す事に致しました。
  2. 先日お送り致しました資料につきまして、ご確認頂けましたでしょうか。暫くお忙しいと伺っておりましたので、其の内で構いませんが、出来るだけ今週中にご意見を頂けますと大変助かります。勿論急がれる案件がある場合には、順番を入れ替えて頂いても結構です。尚、ご不明点が御座いましたら、其の都度お気軽にお問い合わせ下さい。取敢えず本件は進捗確認としてご連絡申し上げます。

第16回:専門用語を読み手の言葉に買える

  1. 本商品は掛け捨て型の定期保険で、保険期間満了時には満期金はありません。一定期間の死亡保障を重視する方向けです。収入保障保険は、被保険者が死亡した場合、年金形式で保険金が支払われます。生活費を安定的に確保する目的で設計されています。
  2. この保険は免責期間が設定されており、就業不能状態が一定期間続いた場合に給付が開始されます。短期の休業は対象外となるため、加入前に条件を確認することが重要です。

第17回:箇条書きで伝える

わかりやすい文章を書くためには、まず何よりも「結論から書く」という習慣をつけることが重要です。
読み手は忙しいため、最後まで読まないと何が言いたいか分からない文章は、それだけで敬遠されてしまうからです。
次に意識したいのは「一文を短くすること」で、詰め込みすぎると主語と述語の関係が曖昧になり、誤解を招く原因になります。
また、専門用語についても注意が必要で、自分にとっては当たり前の言葉でも、相手が同じ知識を持っているとは限りませんので、できるだけ中学生でも分かるような言葉に置き換えるか、どうしても使う場合には必ず説明を入れるようにしましょう。

第18回:こそあどの追放

  • これが回覧板、棚の上に郵便物を置いてあるよ。まず、これを隣の家に届けてきて。そのあとポストにあれを出してほしいんだけど、これには切手が貼ってないから、机の上にあるやつを使ってね。あと、買い物もお願い。スーパーのタイムセールだけど、あれは16時で終わっちゃうから時間に気をつけて。どれから先に済ませてもいいけど、それだけは間に合うように家を出てね。
  • 本日14時からの来客ですが、まずは1階の受付カウンターへお迎えに行ってください。そちらで入館の手続きを終えたら、次は3階の第2会議室へ案内します。なお、先方から「機材を使ったデモを見たい」という要望があれば、機材の揃っている1階のプレゼンルームへ移動して対応することにします。もし、別棟の備品庫から予備の椅子を運ぶ必要がある場合は、あちらの担当者に鍵を借りてください。どちらの部屋で対応することになったかは、決まり次第すぐにこちらへチャットで報告するようお願いします。

第19回:6W3Hを補う

  • 先ほどの上層部への報告会議を受けまして、本プロジェクトの予算配分について一部見直しの指示が出ております。つきましては、構成案の再考とあわせて、関係各所への再調整を進めておいてください。追って詳細を共有します。
  • 以前お話ししていた件ですが、正式にお願いしたいと考えています。納期については柔軟に対応いただけますでしょうか。また、お見積りに関しても、前回の内容をベースに少し調整をお願いできると助かります。着手いただけるタイミングを教えてください。

第20回:脱!おかんメール

お疲れ様。来月15日の三回忌の件だけど、11時からお寺で始まるから、15分前には本堂の入り口にいてね。

あ、そのあとお食事もあるから、一応伝えておくわね。

そうそう、当日の服装なんだけど、あんまり派手なのは親戚の手前良くないから、黒か紺のスーツにして。

ネクタイも忘れずにね。

それから、お供えのお花代として5,000円預かりたいんだけど、当日でいいから用意しておいてくれる?

あ、あと、従兄弟のタカシ君が結婚したから、もし会ったらお祝いの言葉をかけてあげて。

それと、当日はお天気が怪しいみたいだから、折りたたみ傘も持ってきたほうが安心かも。

お寺のあと、車を出すのはお父さんだから、帰りの足の心配はいらないわよ。

忘れないうちにカレンダーに入れておいてね。

第21回:結論→理由→結論の順で書きなおす

これからの季節、湿気や紫外線が強くなってくると、お肌のベタつきや紫外線ダメージによる乾燥など、目に見えないトラブルがどんどん蓄積されていってしまいます。

実は、夏本番を迎える前の今の時期に、エステサロンでプロの手によるディープクレンジングや保水ケアを受けておくことが、秋以降の「老け肌」を予防するために一番重要なんです。

当サロンでは、お一人おひとりの肌状態に合わせた初夏限定の特別集中コースをご用意しています。

先延ばしにすると、夏のダメージが定着してしまいますので、今のうちにしっかりとお手入れを始めてみませんか?

まずはプロフィールのリンクから、お気軽にお問い合わせやご予約をお待ちしております。

第22回:単調な語尾の卒業

  • 今日は朝から近くの公園へ散歩に出かけました。良く晴れた青空が広がり爽やかな風が吹いていました。途中で新しくオープンしたお洒落なカフェを見つけました。メニューにあった季節限定のメロンパフェを注文しました。贅沢な時間を過ごせてとてもリフレッシュできました。
  • 先週末に話題のビジネス書を本屋で購入した。主人公の仕事に対する熱い姿勢にとても共感した。自分のこれまでの働き方について深く反省した。明日からの業務に活かせる具体的なヒントを見つけた。モチベーションが上がり早く出社したいと思った。

第23回:総合課題1

今回ご案内させていただく新講座につきましては、非常に内容が盛りだくさんとなっており、売上アップや集客に効果がある手法を余すことなくお伝えさせていただく内容となっておりますので、本気でビジネスを変えたいと思っている方には大変おすすめとなっております。なお、お申し込みにつきましては、こちらのフォームよりお手続きを行っていただけますが、定員に達し次第締め切らせていただく場合が御座いますので、なるべくお早めにお申し込みいただけますようお願い申し上げます。また、受講料のお支払い方法や開催日程などの詳細に関しましては、お申し込みいただいた後に送られる自動返信メール内に記載されておりますので、そちらをご確認
の上、お手続きを進めていただけますようお願いいたします。